2022-12-01

Nelが出来るまで vol.1

「ヘッドスパサロンNel」がオープン間近となりました。

 

折角の機会だと思い、ここに至るまでのヒストリーをブログに綴ろうと思います。

お読み頂ければ嬉しいです😊

 

 

 

 

 

時は21年前。

 

22才の私は塾講師を辞め、

32才の美容師と結婚しました。

 

独立と結婚と出産が同じ年だった2001年。

とにかく、夫も私もてんやわんわで両家の親にガッツリお世話になりながら、長男を育て始めました。

 

そんな中、夫が

「美容師にはならんでも、保険と思って美容免許だけでも取っとけば?」と言い出しまして。

私としては「子育てが落ち着けば、公文の先生にでもなるかなー」くらいに考えていたので、ほんとに保険の感覚で通信で美容学校に入学しました。

 

美容学校の通信は3年制で、3年目は娘を妊娠中。お腹大きい中、息子が寝た夜に国家試験の練習でワインドやカットをやりながら、夫に

「教え方が下手っちゃん‼️😑

と、悪態ついてたのは今では微笑ましい記憶です😆

 

 

その頃、うちにもスタッフがいてくれてましてね。当時まだ「カリスマ美容師」みたいな流行りが少し残ってたかな。みんな私とあまり年も変わらなかったのに、私だけ偉そうな態度で😂(ほんと恥ずかしい💦)

「人を育てる」という事が全く出来なかった幼い私は、ことごとくスタッフを潰してしまったのです。(当時スタッフ、ほんとごめんね🙏)

 

「あー、もうだめだ。2人でやった方がいい」

 

和多田でオープンさせてどれくらい目だったかで、完全に「スタッフは入れない」と決めたのです。

 

 

 

 

 

売り上げに悩まされた日々もありました。

 

 

まだあの頃は「予約制」というのが今ほど浸透していなくて「今週の予約が全然入ってない‼︎😭」「お客様が来てくれない‼︎😭」「ちょっと!お客様に電話して‼︎」とまで夫に言った事もあります。

 

 

それくらい深刻に落ち込んだ時期もあります。

 

 

実はそのときに

「売り上げを上げるには単価を上げるしか無い!」と話し合い、

カットにシャンプーを付けることにしたのです。

 

 

 

今はね、カットにはどこでもシャンプーが付いてたりしますよね。

だけど、昔はそうじゃなかったんです。

 

 

 

夫のカット単価は4000円。

 

当時、市内では高い技術料を頂くスタイリストだったと思います。

 

 

他業種から美容業界に入った私は

「こんなに沢山美容室があるのに!

カットだけで四千円も頂くのに!

これ以上上げるなんて無理よ!」と言ったけど、

背に腹はかえられなく💦

カットに必ずシャンプーを付ける決断をしました。

 

 

カットは4000円、シャンプー1000円。

なので、paletteのカットは合計5000円。

 

 

今でも覚えてるけど。その時、値上がりの説明をした手書きの手紙をお一人お一人にお送りしました。

 

 

 

そこで離れたお客様もいる。

だけど、

それでも離れないでいてくれるお客様もいる。

 

そんな方達を大切にしよう、と。

 

 

私はそこからですね。

 

パレットに本気になったのは。

シャンプーに本気になったのは。

 

 

 

夫からシャンプーは習っていたけど、

それでは納得出来ず😆

他店から技術を盗もうと企み()

暇さえあれば色んな美容室に

シャンプーだけに来店し出しました。

 

 

 

「夫のカットは4000円だけど、

オマケでシャンプーも付きますよー🫶

それでお客様がどうか満足してくれますように😭💕

 

 

 

正直、この一心でした。

 

 

 

そして少しずつ少しずつ

私のシャンプーを気に入ってくださるお客様の手応えが出始めた頃。

癒しブームと共に「ヘッドスパ」というのが世の中に浸透してきました。

 

 

 

「なん?先にやりよったって言いたいっちゃろー?😆」って声が今、聞こえましたが!笑

 

 

いやいやいやいや‼︎

やりよったもん‼️🤣

ほんとにやりよったもん‼︎🤣🤣

 

 

 

何故なら、その頃すでに

夫のカット時間約30分。

私のシャンプーは30分にもなっていたのです😆

 

 

 

1000円シャンプーなのに‼️‼️🤣🤣

 

 

 

話が長くなり過ぎました😆

次回に続く

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Call Now Button