人を育てるということ
突然ですが
私は人を育てるのが苦手です。
まだ若く、鼻息も荒かったころ
幾人の美容師の芽を摘んでしまった過去に
強烈な後悔と反省があるからです。
私の考えだけが正しく、
私の進む速度だけが正しく、
私の目先をあなたも見れないのは間違ってる。
24時間、美容のことが考えれないなら辞めなさい
そう言って手放した子もいます。
自分の価値さえ見出せてなかった頃、
下の子の価値を引っ張るどころか
見つけてあげることさえできなかった。
誰かを雇うと「自分のモノ」にしてしまいそうになる未熟な私は人なんて育てれない。
だから
スタッフは要らない。
育てることはしない。
これが、長い時間うちがほぼ2人体制だった理由です。
(昔の関係者たち、ほんとごめんね🙏)
その頃からずいぶん時間が経ちました。
あの頃より私、
優しくなれてる かもしれない。
あの頃より私、
人の話に耳を傾けれる余裕ができてる かもしれない。
自分だけが正しい… それはもうないな笑
技術も人間力も上がってるのかのジャッジは
自分ではできないけど
20年間シャンプースパをやり続けてきた、
という事だけは紛れもない事実。
愚直にシャンプーをやり続け
「お客様と息を合わせるため」試行錯誤してきたことが、
例えば自身の柔らかさや相手を理解することに繋がったように思う。
なにより、今までやり続けられたこと。
私の技術を好いてくださる方が増えたことは、
何も持たなかった私を上手に褒め伸ばししてくださっていた皆さんのおかげ🤗(もうほんとこれ‼︎)
みんなに感謝しながら生きていたい。
そして
「ヘッドスパの有効性を充分理解してしまった私だからこそ、やるべきことがあるんじゃないか?」と、
ある時期から思い出しました。
そのためにそろそろ避けてたことに向かうべき時が来たのではないかと身を正しました。
育ててみるかな。
育てれるかな(T ^ T)
不安でいっぱいだった私の元に
元気よく駆けつけて安心させてくれたのが、
なっちゃんです。
「ななこさんの技術が好きなんです!
ななこさんから学びたいんです!」
彼女からキラキラした目でそう言われたとき、
心から嬉しかったし、私は絶対この借りを返そうと決めました。
20年、独学で培ってきたとっ散らかった私の技術を1年間、粘り強く諦めず頑張って練習してくれました。
先日のスパ練では、ウッカリ寝かされそうになるくらい上手になってくれて
そしてこのタイミングで
私も安心してして試験に行けることが出来ました。
残念ながら久しぶりの試験には合格することは出来ませんでしたが、
落ち込み呆然としてた中、
なっちゃんがしっかり私の穴をふさいでくれてたとの
夫からのLINEで力が蘇りました。
落ち込み終わったら
師匠のくせに全然まだまだダサい私の姿を見せれたことも良かったのではないか?とさえ、思えました。😭❤️
まだまだです。
私の旅はまだ終わりません。
だからこれからも頑張ります。
だって
私たちの次のステップは
「ヘッドスパのお店をオープンさせること」だから✨🤗
きっと、みなさんのお役にたてる店を作りますよ♡
そして、
なっちゃんにこんな私についてくれた多大な感謝と共に
成長を応援することをここに約束綴ります😊♡
育てるとは
叩き潰して
私のコピーを作ることではなく、
成長を応援すること。
きらめかせること。
こんなシンプルなことが難しかったんだなぁ。
そんなこんなで、みなさま
今後とも私たちの成長を見ててくださいね😊✨
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