ヘッドマイスターへの旅②
今回初めてホステルに5日間お世話になりました。
理由1.キッチンが使いたかったから。
理由2.どうせなら普段とは全く逆の環境になりたかった。
理由3.単に宿泊費をケチった笑
ホステル、知ってますか?
一部屋に4人部屋とか6人部屋とかで、二段ベッドでー。
とか、ああいうやつです。
私が泊まったのは、
女性専用フロアの4人部屋、二段ベットの下段。
ちなみにそれぞれのベッドに、しきりのカーテンが付いています。
フロアにシャワー1とトイレ2。
最上階のコモンスペースにキッチンとランドリー。
1階にカフェ&バーがあります。
場所は浅草。
多分、宿泊者の9割くらいは外国人。
どうですか?
イメージできましたか?笑
そこから
毎朝、六本木に向かいます。
全国から集まった30名で
朝から晩までみっちりドライヘッドスパの技術トレーニングをやります。
ドライヘッドスパは、道具も商材も使いません。
リクライニングチェアーとタオルのみ。
1日終わった頃には
メイクも髪も頭皮もコメカミもボロボロ(TT)
雑巾になった私は
きらびやかなビルや人やショップの数々(TT)♡
…を横目に
ぐったりして
食材を買って下町に帰る。
毎日、
コモンスペースで外国人に囲まれて簡単に作ったご飯を食べながら、太ももを頭皮に見立てて手技のトレーニング。
ベッドスペースのカーテンを閉めて深夜まで音を立てずにトレーニング。
電車の中では腕の内側で筋肉を捉える練習。
信号待ちでは肩甲骨を動かすトレーニング笑
常に人差し指の第二関節を親指で触って、圧のかかり方の感覚を染み込ませる。
そう。
まさに朝から晩まで全力!笑
だけど
3.4日目の講習くらいで、
先生から言われたこと。
「中山さんは、
手が慣れ過ぎてるから出来てない」
そうなのです(TT)
今まで培ってきた私の武器が
最大の壁となりだしたのです。
17年の
「シャンプーと水を使った技術」の手と指と圧
になってしまっているからこそ
「何も使わない技術」という手と指と力加減
が全く出来ない。
出来ないというか最早、
言われれば言われるほど段々分からない(;_;)
誰をやってもある程度は気持ち良くすることは出来る。
だけど、
ドライヘッドスパはそれじゃない。
自分の感覚とか技術を捨てないと出来ない(TT)
と、完全に迷宮入りしたその日の夜。
ホステルに戻ると、
ルームメンバーが
ALLチャイニーズ(ヤング)になっていました
(;´༎ຶД༎ຶ`)笑
だけど諦めたくない。
言い訳して逃げたくない。
そして中間試験。
20点満点中
9点。
。・゜・(ノД`)・゜・。。・゜
やっぱり全然出来てない(TT)
悔しくて悔しくて。
毎日いろんな人達から届いた
応援のメッセージ。
その全てに申し訳なくて。
情けなくて。
完全に打ちのめされた日。
ホステルからホテルに移動しました。
これが5日目の夜でした。
つづく。
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