GO GO! next stage٩(•౪•٩)三

2019.3.8  ゆず卒業式

体育館前で後ろから「ななこちゃーん」と呼ばれて振り返ると、にこにこして駆け寄る美和さん。

 

目を合わせると分かる。

お互い何も言葉にしなくても笑顔の奥の物が伝わる。

そしてお互い涙。

 

正直、

ゆずの卒業式では泣く予定ゼロだったのに笑

 

式中、いろんなことを思い出した。

 

 

大好きなお友達との悲しいお別れがあった。

そのあと他のお友達との距離に悩んだ。

お習字や部活で上手くいかなくなった。

全部全部が嫌になった。

 

 

そんな渦中を私はただ静観しかしてこなかった。

女同士だから分かりすぎてたからこそ

慌てず騒がず。

 

私が彼女の人生を生きないように。

 

 

ゆずの人生だから。

きっと乗り越える。

 

 

それを信じた。

 

 

ただ、

 

 

伴奏者として。年長者として

いつでも支えてあげれるように

自分の人生をしっかりまっすぐ楽しく生きていよう。

 

ゆずに恥ずかしくない美容の人間でいよう。

 

 

 

それだけを考えていたように思う。

 

 

 

今、思えば。

彼女のお陰で私も強くなったんだなあ。

 

 

 

とはいえ、まだまだ幼い15歳。

 

 

よくがんばらした。

よく乗り越えらした。

。・゜・(ノД`)・゜・。♡

 

 

 

小さい頃から颯麻にぴったりくっついて

バカばっかりやって

手をパンパン叩きながら

がーはーはーはーはーはー！！

と笑っていたゆず。

今は女の子らしく

フフフフフ♡

としか笑わない笑

 

 

 

小さい頃から凝り性で

りんごジュース、とうふ、こんにゃく

ばっかり食べてた時があった。

 

「なんでこんなローカロリーなものばっかり食べるのに丸いっちゃろー(ﾟзﾟ)」と、

ちぎりパンみたいな腕を見て何度も思った笑

 

 

5才の時、急に

「ゆずはフラダンスがしたいっちゃん！」

と言い出し、始めたフラ。

 

人生の半分以上をフラガールとして過ごし、

たくさんのキラキラした舞台で踊った。

 

度胸と営業スマイルを身につけ、

親族の集まりで踊ればおひねりを貰える♡という知恵も同時に身につけた笑

 

けどお年頃になって

「もうお腹出すの嫌だ！( ｰ`дｰ´)」

と言って辞めた笑笑

 

 

昔からおかしなことを言う子だった。

 

 

例えば

小学3年生の颯麻から

「ゆっちゃんはさー何の食べ物が好きー？」

と聞かれると1年生のゆずは

 

「麺ー」

「なんの麺が好きとー？」

 

「んーーーーところてんーーー(๑ˇ3ˇ๑)」

と言い笑

そのあと颯麻から

 

「ゆっちゃん！麺ってのは小麦で出来た物を言うのであって！ところてんは麺じゃないとよー！」

と言われると

 

「いいの！！っ( ｰ`дｰ´)」

と言う子だった笑

 

 

小学3年生のとき

「強、弱を使った言葉を書きなさい」

という宿題で

 

「弱ばうわー(ジャックバウワーのつもり)」

 

と書いて家族を震え上がらせたε-(ｰдｰ)

 

 

 

とにかくとにかく日本語が下手な子で。

心配になった私は中学入学前

 

「とにかくゆずは、

英語を一生懸命勉強して！

習字道具持って！

ハワイ行って！

美容師しながらフラでも踊って生きていかんね！」と言った後、

何かのノートを見たら

 

MakaYama Uzuki

 

と書いてあった(T_T)笑

 

 

 

しかし！

 

こんな奇天烈ガールでも

勿論良いところが沢山あり。

 

お習字は家族で1番上手いし

お料理、気配り、先を見通す目。

今じゃ立派な私の右腕(๑و•̀ω•́)و 

疲れて帰ると

ゆずご飯が出来上がってたことが何度もあるT^T♡

 

で

ニヤリとして

 

「はい、500円ちょうだーい！ 」

と言われる(T-T)

 

 

卒業式の後、お祝いランチで糸島のアダンソニアへ行った帰りの車中。

 

こないだ、かよちゃんから教えて貰ったチコネタで盛り上がる。

 

 

「ねえねえ？ゆず。

昆布って何で海の中で出汁が出らんか知っとるー？」

 

「んーーーーー

 

わんちゃん(←今時の子だからすぐこう言う)

 

わんちゃん

 

 

 

海水が出汁！！！！( ｰ`дｰ´)」

 

 

 

 

｡ﾟ(ﾟ´Д`ﾟ)ﾟ｡

笑

 

4月から憧れのJK(←女子高生)です♡